映画 ボヘミアン・ラプソディ

2018年に公開された「ボヘミアン・ラプソディ」
日本でも人気のある伝説のイギリスのロックバンド「クイーン」のボーカルでフロントマンだった「フレディ・マーキュリー」を中心にバンドの軌跡を描いた映画です。フレディ・マーキュリーを演じたのはラミ・マレックです。

無名だったフレディ・マーキュリーがのちにクイーンを結成したときのメンバーであるブライアン・メイやロジャー・テイラー達との出会い、その後次々とヒット曲を飛ばしスターダムに駆け上がっていきます。
ただその裏にはメンバーとの確執、自身のセクシャリティについての葛藤、世間への反発、婚約者との破局などさまざまなトラブルや孤独、プレッシャーにフレディが押し潰されていきます。

しかもそんなフレディにさらに追い打ちかけたのが、「エイズ」に発症してしまったのです。
バンド崩壊の危機に追い込まれてしまったことでフレディ・マーキュリーが自身の病気をメンバーに打ち明け、改めてクイーンの大切さを知ることになります。
そんなときに20世紀最大のチャリティ音楽イベント「ライヴ・エイド」がロンドンのウエンブリースタジアムで開催されることになりクイーンも参加することになりました。

この「ボヘミアン・ラプソディ」には音楽の総指揮としてクイーンのメンバーであるブライアン・メイやロジャー・テイラーがつとめ、演奏シーンではフレディ・マーキュリー本人の歌声を使用したり、ライヴ・エイドの会場についても当時の様子を細かく再現するなどかなり忠実に描いた映画です。