映画 インデペンデンス・デイ
インデペンデンス・デイは、パニックと宇宙戦争のすごさを描き、同時に極限状態でのヒューマンドラマを織り込んだヒット作。製作費8000万ドルの巨費を投じ、最新CG技術と伝統的なミニチュア手法の両方を駆使している。都市壊滅シーン、空中戦シーン、数千人のエキストラによるパニック群集シーン、衝撃的なクリーチャーなど、スペクタクルシーンや見どころが満載。
インデペンデンス・デイのあらすじ
宇宙センターで衛星アンテナが奇妙な音をキャッチした。報告によると、質量が月の4分の1もある巨大な物体が地球に接近しつつあるという。その正体は異星人の宇宙空母であった。アメリカ独立記念日を控えた7月2日、直径24キロにも及ぶ円盤型のUFOがニューヨーク、ロサンゼルス、ワシントンD.C.だけでなく、世界中の大都市上空にも出現した。
混乱に陥る中、アメリカ政府は交流を求めるためにUFOとの交信を試みるも、容赦ない攻撃を受けてしまう。ようやく彼らが侵略者である事を理解するが時遅く、エイリアンによる一斉攻撃が開始された。彼らは人類への攻撃を開始し、主要都市は一瞬にして廃墟と化す。絶滅の危機にさらされた人類は、ついに史上最大の作戦を開始する。
小説版インデペンデンス・デイ
映画版インデペンデンス・デイでは登場しない東京への攻撃も描写されており、東京都内に留まらず横浜や大宮(現さいたま市)など他県の都市まで被害を受けている(東京に向かうシティ・デストロイヤーが横浜を通過しパニックを引き起こす様も描かれている)。
「冷静に普段と変わらない日々を送ろうとしたため最も多くの死者を出した」と日本人が勤勉であるというイメージに基づいて描写されてる他、非常時に破綻を来たし各駅が混乱に陥ったという形で日本の鉄道の運行の複雑さを取り上げている(脱出に成功した者の半数の移動手段が徒歩か自転車であった)。また東京に現れたシティ・デストロイヤーは皇居の上空を待機地点としている。
この他京都なども破壊されており、神戸では各国の新たな標的に選ばれた都市と同じく避難に伴う混乱と事故でエイリアンの攻撃よりも前に多数の死者が出た事が語られている。