映画 ロード・オブ・ザ・リング

ロード・オブ・ザ・リングは1954年に第一巻が刊行され、その後世界中で親しまれるようになったJ・R・R・トールキンの小説『指輪物語』が2001年に実写化された映画です。
『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』『ロード・オブ・ザ・リング/二つの搭』『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の合計3部作の大人気映画です。
中つ国を舞台に世界を滅ぼす魔力を秘めた指輪を葬り去るためにホビット、人間、エルフ、ドワーフなど種族の違う9人の仲間たちが旅に出る物語で、全作品でアカデミー賞にノミネートされ、第3作である王の帰還では作品賞を含む11部門で受賞をしました。
実はアカデミックの歴史の中でファンタジー映画が作品賞を受賞するのは史上初めての事でした。

『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』
偉大な力を秘めた1つの指輪。それは闇の冥王サウロンが世界を滅ぼす魔力を封じた指輪でした。
中つ国では、かつてその指輪の持つ闇の力の支配下にさらされていましたが、一人の勇者がサウロンの指を切り落としたことにより、国を救うことに成功します。その後指輪は様々な人の手に渡りつづけましたが、いつしか伝説となり人々の記憶から忘れ去られるようになります。
それから数千年の時を経た中つ国で、指輪はホビット族のもとにありました。そんなある日魔法使いのガンダルフからその指輪はサウロンが作った指輪である事を知り、その指輪をモンドールにある滅びの山の火口に投げ入れる事を託されたホビット族のフロド・バギンズ。
しかし指輪とともに生き残っていたサウロンの魂が、ふたたび世界を闇の支配下に置くために取り戻そうとしていることが判明します。
指輪を破壊し、世界を救う方法はただ一つしかりません。それは滅びの山の火口に指輪を投げ込むしかありませんでした。
モンドールにある滅びの山の火口・滅びの罅裂に指輪を投げ込むために親友のサム(ホビット)や旅の途中で知り合ったアラゴルン、レゴラス(エルフ)、ギムリ(ドワーフ)など9人の仲間が結成され、フロドたちの冒険の旅が始まるのでした。

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